【12月21日 AFP】フィリピン当局は21日、噴火の兆候が高まっている同国アルバイ(Albay)州のマヨン(Mayon)山について、立ち入り禁止区域に暮らし、避難を拒否している729家族、3000人以上の村人について、自主的に避難しないならば強制的に避難させると警告した。

 科学者らによれば、マヨン山は数日中にも大規模噴火を起こす可能性が高い。夜間には肉眼で赤い溶岩を確認できるほどで、当局は避難を拒否している住民が火砕流に巻き込まれる危険が迫っているとしている。(c)AFP/Ted Aljibe