【11月27日 AFP】サウジアラビア当局は26日、紅海沿岸のジッダ(
Jeddah)と周辺地域で発生した洪水で、これまでに77人が死亡したと発表した。
同地では25日に大雨が降り、洪水が発生。水は26日になっても引かず、場所によっては3メートル以上の水かさがあるという。
目撃者によると死者の多くはバスや車に乗っていて水に押し流されたという。古い建物には崩壊したものもあり、約350人が不明との情報もある。
近郊のイスラム教聖地メッカ(
Mecca)では25日から大巡礼「ハッジ(
Hajj)」が行われているが、当局によると巡礼者に被害は出ていないという。(c)AFP