中国、大雪で38人死亡
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【11月13日 AFP】週初めから中国北部を襲った数十年来の大雪で、これまでに少なくとも38人が死亡した。国営中国新聞社(China News Service)が13日、報じた。降雪は現在、小康状態となり、航空便や列車の運行は正常に戻りつつあるという。
最も被害が大きかったのは山西(Shanxi)省で、大雪による交通事故が約500件発生し、24人が死亡、70人あまりが負傷した。
60年来の豪雪となった地域もあり、約100万人が被災し救援を待っているという。
こうした事態を受け、温家宝(Wen Jiabao)首相は12日、大雪で校舎の屋根が崩れ落ちて死亡した子ども3人を含む計6人が死亡した河北(Hebei)省を訪れ、救援活動の強化を指示した。
季節外れの大雪により、北京(Beijing)、太原(Taiyuan)、西安(Xian)、石家荘(Shijiazhuang)やその他の小都市の空港では数百便がキャンセルや遅延となった。
中国北部の主要幹線道路も閉鎖され、山西省だけでも約1万台が立ち往生し、約3万人の足に影響した。
大雪により鉄道も混乱し、北京の大衆紙、新京報(Beijing News)によると、北京西駅(Beijing's West Station)では12日、乗客約2万人が夜を明かした。
一方、国営テレビによると、降雪は13日までに小康状態となり、陸空の交通は、ほぼ正常に戻った。(c)AFP
最も被害が大きかったのは山西(Shanxi)省で、大雪による交通事故が約500件発生し、24人が死亡、70人あまりが負傷した。
60年来の豪雪となった地域もあり、約100万人が被災し救援を待っているという。
こうした事態を受け、温家宝(Wen Jiabao)首相は12日、大雪で校舎の屋根が崩れ落ちて死亡した子ども3人を含む計6人が死亡した河北(Hebei)省を訪れ、救援活動の強化を指示した。
季節外れの大雪により、北京(Beijing)、太原(Taiyuan)、西安(Xian)、石家荘(Shijiazhuang)やその他の小都市の空港では数百便がキャンセルや遅延となった。
中国北部の主要幹線道路も閉鎖され、山西省だけでも約1万台が立ち往生し、約3万人の足に影響した。
大雪により鉄道も混乱し、北京の大衆紙、新京報(Beijing News)によると、北京西駅(Beijing's West Station)では12日、乗客約2万人が夜を明かした。
一方、国営テレビによると、降雪は13日までに小康状態となり、陸空の交通は、ほぼ正常に戻った。(c)AFP