【10月5日 AFP】インド南部で発生した集中豪雨による洪水で、これまでに少なくとも207人が死亡したほか、家屋が流されるなどして数十万人が避難を余儀なくされている。地元当局が4日、報じた。

 死者の内訳は、カルナタカ(Karnataka)州で170人、隣接するアンドラプラデシュ(Andhra Pradesh)州で37人となっている。

 カルナタカ州の災害対策局幹部はAFPに対し、「犠牲者の大半が、倒壊家屋の下敷きになったり、洪水や鉄砲水によって溺死している」と語った。

 現地では、洪水で孤立した村落に陸海空軍の救援隊が向かうなど、現在も懸命の救助活動が行われている。(c)AFP