【10月3日 AFP】(写真追加)インドネシア・スマトラ島沖で9月30日に発生したマグニチュード(M)7.6の強い地震で、最大4000人が依然としてがれきの下敷きになっているもようだ。国連(UN)と国際赤十字社・赤新月社連盟(International Federation of Red Cross and Red Crescent Societies)が3日明らかにした。

 インドネシア国連人道問題調整部(United Nations Office for the Coordination of Humanitarian Affairs)のEl-Mostafa Benlamlih氏はAFPに対し、3000~4000人ががれきの下敷きになっているもようだと語った。

 国際赤十字社・赤新月社連盟のインドネシア代表のボブ・マッケロー(Bob McKerrow)氏は、パダン(Padang)とその周辺地区を視察した結果、最大4000人ががれきの下敷きになっていると推計している。

 同氏は「こんな統計が出ることは誰も好まない。誰も遺族が悲しむ姿なんて見たくない」とAFPに語った。(c)AFP