【9月22日 AFP】国営ブータン放送(Bhutan Broadcasting ServiceBBS)が21日夜報じたところによると、ブータンで同日発生したマグニチュード6.1の強い地震で、少なくとも10人が死亡した。

 災害管理当局によると、東部のサンドロップジョンカ(Samdrup Jongkhar)では、落石によりインド人3人が死亡。首都ティンプー(Thimpu)東部の2つの地域では、建物の崩壊により計7人が死亡した。

 ミンジュル・ドルジ(Minjur Dorji)内務文化相によると、東部の丘陵地帯では大規模ながけ崩れが発生し、道路を寸断。また、東部の複数個所で地滑りが発生し、電気・通信網も被害を受けているという。

 地元紙は、東部モンガル(Munggar)地域で寺院や建物が崩壊したとも報じている。(c)AFP/Zareer Hussain