【9月2日 AFP】(一部更新、写真追加)米地質調査所(US Geological SurveyUSGS)や地元当局によると、インドネシアのジャワ(Java)島沖で2日、マグニチュード(M)7.0の強い地震が発生、少なくとも23人が家の下敷きになるなどして死亡した。緊急対策当局によると、ジャワ島では建物が多数倒壊した。

 USGSによると、地震は、インドネシアの首都ジャカルタ(Jakarta)の南200キロメートル未満の沖合で発生。震源の深さは49キロメートル。

 ジャカルタでもビルなどが揺れたため、人びとが路上へ避難するなどした。揺れは現地時間午後3時すぎに発生し、1分以上続いたという。津波警戒警報も出されたが、後に解除された。

 地震の瞬間にショッピングセンターにいたという学生(18)は、「上の階からすごく大きな音がして、まるで今にも崩れ落ちるかのようだった。叫び声も聞こえて、わたしはすぐにハイヒールを脱いで全速力で走りました」と現場の様子を語った。(c)AFP