【8月10日 AFP】台風9号(アータウ、Etau)の接近に伴う豪雨の影響で、日本各地では10日午前までに、河川の増水や土砂崩れで少なくとも9人が死亡、9人が行方不明となっている。

 NHKニュースによれば、本州では前週末から降り続く大雨でこれまでに確認された死者・行方不明者は少なくとも18人に上った。

 気象庁によると、台風9号は10日午前9時現在、四国の南370キロの海上にあり、時速15キロで北東に進んでいる。最大風速は30メートル。11日未明に東日本に接近し、東海・四国地方太平洋側では11日午前までに250ミリの雨が予想されている。

 「アータウ」とは、パラオ語で「嵐雲」を意味する。(c)AFP