【1月17日 AFP】17日、マグニチュード7.3規模の地震で6434人の命を奪った1995年の阪神大震災の発生から14年目を迎えた。

 被害の大きかった神戸市などでは、地震で亡くなった人の遺族や被災者が公園や寺に集まったり自宅で過ごしたりしながら、大震災が起きた午前5時46分に犠牲者の鎮魂を祈り黙とうした。

 阪神大震災は人口密集地域を襲った大地震としては約70年ぶりに発生したもので、4万3700人が重軽傷を負い、約40万人が住む家を失った。戦後の経済成長と高度な建築基準によって安全性が高いという日本のイメージはこの震災によって打ち砕かれた。(c)AFP