【12月20日 AFP】フィリピンの首都マニラ(
Manila)の高架鉄道で20日、列車内での自爆テロに備えた大掛かりな訓練が行われた。
車両の内部では死傷者に扮(ふん)した人が床に倒れ、座席には血糊がつけられるなど現実さながらの光景が繰り広げられた。当局の態勢を確認することはもちろん、一般の人々のテロに対する意識を高めることも今回の訓練の目的だという。
フィリピンでは18日に南部のイリガン(
Iligan)市にあるショッピングセンターで爆発があり、2人が死亡、53人が負傷している。(c)AFP