インド東部、モンスーンによる洪水の被害拡大
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【8月28日 AFP】東部ビハール(Bihar)州を襲ったモンスーンによる大雨の洪水で、28日までに少なくとも46人が死亡したほか、依然として200万人あまりが被災地に取り残されている。
同州を流れるコシ(Kosi)川は大雨で18日ごろから増水し、堤防が決壊。州内の広い地域が冠水した。政府発表によると、これまでに数万人が安全地域へ避難したが、依然として200万人あまりが冠水地域に取り残されたままだという。
コシ川はネパール国境付近で堤防が決壊し、現在は使われていない水路に水が流れ出した。ネパールの災害当局者によると、ダムや堤防が破壊されて下流に大量の水が流れ出したことで水防施設の損害が拡大しているという。インドとネパールの間では、水防施設の維持管理と堆積した沈泥の処理をめぐり論争が続いていた。
インドでは6月から9月がモンスーンの季節で、今年はこれまでに800人以上が死亡している。ビハール州政府報道官は、現在、交通手段が遮断されている多くの地域の被害状況が判明するにつれ、犠牲者の数は増加するとみている。(c)AFP
同州を流れるコシ(Kosi)川は大雨で18日ごろから増水し、堤防が決壊。州内の広い地域が冠水した。政府発表によると、これまでに数万人が安全地域へ避難したが、依然として200万人あまりが冠水地域に取り残されたままだという。
コシ川はネパール国境付近で堤防が決壊し、現在は使われていない水路に水が流れ出した。ネパールの災害当局者によると、ダムや堤防が破壊されて下流に大量の水が流れ出したことで水防施設の損害が拡大しているという。インドとネパールの間では、水防施設の維持管理と堆積した沈泥の処理をめぐり論争が続いていた。
インドでは6月から9月がモンスーンの季節で、今年はこれまでに800人以上が死亡している。ビハール州政府報道官は、現在、交通手段が遮断されている多くの地域の被害状況が判明するにつれ、犠牲者の数は増加するとみている。(c)AFP