アラスカのオクモク火山が噴火
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【7月17日 AFP】米アラスカ(Alaska)州アリューシャン列島(Aleutian Islands)のオクモク火山(Okmok Volcano)が12日、噴火した。
アラスカ火山観測所(Alaska Volcano Observatory)によると、噴火は現地時間12日午前11時43分(日本時間13日午前4時43分)に始まり、噴煙の高さは海抜9000-1万500メートルに達した。
NASAの地球観測衛星テラ(Terra)に搭載された中分解能撮像分光放射計(Moderate Resolution Imaging Spectroradiometer、MODIS)が13日に撮像したオクモク火山は、雲の切れ間から山頂部がのぞき、火口からは水蒸気と灰が噴き出ている。水蒸気は周囲の雲と同じく雪のように白く、灰はわずかに黒い。付近の海域が灰色がかっているのは、降灰の影響によるものとみられる。
オクモク火山はウムナック島(Umnak Island)北端に位置する盾状火山で、古代戦士の用いた盾に似た低く幅広い形状をしている。火山の幅は約35キロ、過去の噴火でできた直径10約キロの2つのカルデラが重なっている。最も古い噴火の記録は1805年にさかのぼる。(c)AFP
アラスカ火山観測所(Alaska Volcano Observatory)によると、噴火は現地時間12日午前11時43分(日本時間13日午前4時43分)に始まり、噴煙の高さは海抜9000-1万500メートルに達した。
NASAの地球観測衛星テラ(Terra)に搭載された中分解能撮像分光放射計(Moderate Resolution Imaging Spectroradiometer、MODIS)が13日に撮像したオクモク火山は、雲の切れ間から山頂部がのぞき、火口からは水蒸気と灰が噴き出ている。水蒸気は周囲の雲と同じく雪のように白く、灰はわずかに黒い。付近の海域が灰色がかっているのは、降灰の影響によるものとみられる。
オクモク火山はウムナック島(Umnak Island)北端に位置する盾状火山で、古代戦士の用いた盾に似た低く幅広い形状をしている。火山の幅は約35キロ、過去の噴火でできた直径10約キロの2つのカルデラが重なっている。最も古い噴火の記録は1805年にさかのぼる。(c)AFP