四川大地震、野生パンダの9割、1400頭が生存の危機
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【6月14日 AFP】中国・国家林業局は北京(Beijing)で12日、前月発生した四川大地震が国内に生息する野生パンダにもたらした影響について報告し、現在、約9割にあたる約1400頭が生存の危機に瀕しており、すでに一部が死亡した恐れがあることを明らかにした。
同局のYan Xun氏はその詳細について「大地震により発生した大規模な地滑りや森林地帯の損壊により、野生のパンダが脅威にさらされている。パンダの住む洞くつや木のうろが破壊され、生息地域内の水源が汚染され、竹林も土砂に埋もれたり木が倒れたりといった被害に遭っている。パンダの生息環境が完全に破壊された」と報告した。
5月12日に発生した四川大地震では、国内最大のパンダ保護施設である臥龍(Wolong)パンダ保護研究センターが被害区域内にあること、四川省とその周辺地域が野生パンダの主な生息地域であることから、当初よりパンダへの影響が懸念されていた。(c)AFP
同局のYan Xun氏はその詳細について「大地震により発生した大規模な地滑りや森林地帯の損壊により、野生のパンダが脅威にさらされている。パンダの住む洞くつや木のうろが破壊され、生息地域内の水源が汚染され、竹林も土砂に埋もれたり木が倒れたりといった被害に遭っている。パンダの生息環境が完全に破壊された」と報告した。
5月12日に発生した四川大地震では、国内最大のパンダ保護施設である臥龍(Wolong)パンダ保護研究センターが被害区域内にあること、四川省とその周辺地域が野生パンダの主な生息地域であることから、当初よりパンダへの影響が懸念されていた。(c)AFP