四川大地震の土砂ダム、爆破隊1800人が到着
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【5月26日 AFP】四川大地震の土砂崩れで川がせき止められてできた土砂ダムの現場に26日未明、中国人民解放軍と武装警察ら1800人の爆破処理隊が到着した。国営テレビが報じた。
現場は、12日の大地震で最も大きな被害を受けた北川(Beichuan)から3.2キロ奥地の四川(Sichuan)省北川県唐家山(Tangjiashan)で、土砂を爆破するためのダイナマイトを背負った兵士らは、一昼夜をかけて徒歩で現場に到達した。
唐家山の土砂ダムは、四川大地震でできたダム湖の中でも最大とみられ、週末の雨で増水が続いていた。決壊すれば救援作業が続けられている下流の被災地に、甚大な被害を及ぼす恐れが出ていた。
国営新華社(Xinhua)通信によると、下流域の住民はすでに避難を終えたという。
一方、新華社は四川省で同日発生した大規模な余震で、北西部陝西(Shaanxi)省漢中(Hanzhong)で新たに4人の死亡が確認され、余震による死者数は6人となった。(c)AFP
現場は、12日の大地震で最も大きな被害を受けた北川(Beichuan)から3.2キロ奥地の四川(Sichuan)省北川県唐家山(Tangjiashan)で、土砂を爆破するためのダイナマイトを背負った兵士らは、一昼夜をかけて徒歩で現場に到達した。
唐家山の土砂ダムは、四川大地震でできたダム湖の中でも最大とみられ、週末の雨で増水が続いていた。決壊すれば救援作業が続けられている下流の被災地に、甚大な被害を及ぼす恐れが出ていた。
国営新華社(Xinhua)通信によると、下流域の住民はすでに避難を終えたという。
一方、新華社は四川省で同日発生した大規模な余震で、北西部陝西(Shaanxi)省漢中(Hanzhong)で新たに4人の死亡が確認され、余震による死者数は6人となった。(c)AFP