【5月26日 AFP】(一部更新)中国・四川(Sichuan)省で25日、12日の四川大地震以降最大の余震があり、少なくとも2人が死亡、480人以上が負傷した。

 四川省地震局(Sichuan Earthquake Bureau)はAFPの取材に対し、四川省でマグニチュード6.4の余震があったと述べた。一方、米地質調査所(US Geological SurveyUSGS)は余震の規模をマグニチュード5.8としている。

 新華社(Xinhua)通信は成都(Chengdu)の北にある広元(Guangyuan)市の災害支援当局者の話として、この余震で2人が死亡、480人以上が負傷し、負傷者のうち41人は重体だと伝えた。また損傷を受けていた家屋のうち約7万1300戸が倒壊し、20万戸が倒壊する危険があると伝えた。

 これに先立ち、中国国営テレビは広元市の同じ災害支援当局者の話として、同市内だけで少なくとも1人が死亡、262人が負傷したと伝えていた。(c)AFP