中国政府、四川大地震犠牲者のDNAデータベース作成へ
このニュースをシェア
【5月20日 AFP】中国政府は20日、四川大地震による犠牲者の遺体の身元判別のために、DNA情報を利用するデータベースを設置することを発表した。
中国民政部の李立国(Jiang Li)副部長によると、これまでに発見された遺体のうち80%は、すでに土葬または火葬された。警察および医療関係者らがすでに、身元不明の遺体の写真撮影、将来DNA検査に付すためのサンプル収集などを行っている。関連情報は国家安全省が保管し、同省がDNAデータベースを作成するという。
また李氏は、遺体の処理および運搬のために、これまで車両48台を被災地に派遣したと報告した。
14日に発生した四川大地震では中国南西部の四川省が最大の被害を受けた。死者数は4万人を超え、今なお約3万人が行方不明となっている。(c)AFP
中国民政部の李立国(Jiang Li)副部長によると、これまでに発見された遺体のうち80%は、すでに土葬または火葬された。警察および医療関係者らがすでに、身元不明の遺体の写真撮影、将来DNA検査に付すためのサンプル収集などを行っている。関連情報は国家安全省が保管し、同省がDNAデータベースを作成するという。
また李氏は、遺体の処理および運搬のために、これまで車両48台を被災地に派遣したと報告した。
14日に発生した四川大地震では中国南西部の四川省が最大の被害を受けた。死者数は4万人を超え、今なお約3万人が行方不明となっている。(c)AFP