【5月18日 AFP】中国政府は18日、四川大地震の犠牲者を追悼するため19日から3日間を全国的な服喪期間にすると発表した。

 19日からの3日間、政府機関の建物は半旗を掲げる。また地震発生からちょうど1週間を迎える19日午後2時28分(日本時間午後3時28分)から3分間の黙とうを捧げたり、サイレンを鳴らすよう国民に呼びかけた。

 この発表を受け、北京五輪組織委員会は同日、19日からの3日間中国国内で実施している聖火リレーを休止すると発表した。聖火リレーが一時的に停止されるだけなのか、以後の予定を取り消すのか現時点では明らかにされていない。

 聖火は19日、浙江(Zhejiang)省寧波(Ningbo)に入る。中国国営の新華社(Xinhua)通信は、寧波市のスポーツ担当部局の話として服喪期間中に寧波で予定されている聖火リレーを初めとする全ての娯楽活動は取り消されると伝えた。(c)AFP