【4月12日 AFP】カンボジアの首都プノンペン(Phnom Penh)中心部にあるホテルで12日朝、改装工事を行っていた現場から火災が発生した。消防隊員約50人とボランティアが消火活動にあたり、火はおよそ3時間後に消し止められた。

 この火事でホテルの一部が焼け、宿泊客約100人全員が避難したが、けが人はいないもよう。

 プノンペンでは前日にもスラム地区で、住宅200棟が全焼する火災が発生し、消防隊員約200人とボランティアが消火活動にあたり5時間後に消火した。この火事で数千人が住まいを失ったが、けが人はいないもよう。出火原因は明らかになっていない。

 プノンペンではこのような大規模な近隣火災は減少しつつあるが、数年前にも複数のスラム地区で不審火が発生し、数万人が避難生活を余儀なくされた。(c)AFP