【2月3日 AFP】(一部更新)首都圏では3日、雪のため交通に乱れが生じたほか、スポーツイベントなどが影響を受けた。また雪が原因とみられる負傷者も発生した。

 気象庁によると低気圧は太平洋沿岸を北東に進んでいる。都心の正午現在の積雪量は3センチを記録し、この冬一番の積雪量となった。

 東京消防庁によると雪の影響で都内では少なくとも53人が病院で手当てを受けた。足を滑らせて転倒した人が多く、足や手の骨を折った人もいるという。

 羽田発着の便を中心に国内線140便以上が欠航となった。羽田空港では3本ある滑走路のうち1本が一時的に閉鎖された。新幹線が遅れるなど首都圏の電車の運行にも影響が出ているほか、高速道路でも通行止めが発生している。

 また、雪の影響で同日朝に予定されていた青梅マラソンが中止となった。降雪で中止になるのは12年ぶり。ラグビー・トップリーグの2試合、東京競馬場での全レースも延期となった。

 都心では3日夜にかけてさらに3センチほどの積雪が予報されている。(c)AFP