【2月2日 AFP】インドネシアで水害の被害が拡大している。激しい雨に見舞われたジャカルタ(Jakarta)では1日、空港が6時間にわたって閉鎖され、3歳の男児ら3人が死亡した。保健省の発表では8万8261人が浸水した自宅から避難した。

 同国の当局者は1日、スマトラ(Sumatra)とスラウェシ(Sulawesi)では土砂崩れで少なくとも10人が死亡し、まだ生き埋めになっている人もいると見られると発表した。洪水でジャカルタ市内の交通はほぼ完全に止まり、2日、空港に向かう道路は約70センチ冠水した。

 12月から2月はインドネシアの雨期にあたり、1月だけで洪水と土砂崩れで100人以上が死亡、数万人が避難を余儀なくされた。(c)AFP