アフガニスタン15年ぶりの大寒波、死者数320人以上
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【1月22日 AFP】15年ぶりの大寒波に見舞われているアフガニスタンでは、今月に入り、死者が320人以上に達し、数千頭の家畜にも被害が及んでいる。同国の災害対策当局が21日、明らかにした。
災害対策当局の発表によると、今回の死者数は5年前の寒波の死者数の3倍に上るという。最も被害が大きいのは、イラン国境に近いアフガニスタン西部のヘラート(Herat)州と近郊のファラ(Farah)、バギス(Badghis)、ニムロズ(Nimroz)の各州の山岳地帯。
災害対策当局者はAFPに対し、「ヘラート(州)では137人が死亡し、その大半が凍死」だと語るとともに、氷点下の気温によって今月に入って約1万頭の家畜が死亡したことを明らかにした。また、降雪量も約2メートルを記録しており、道路の寸断が相次いだことで小規模の村落が孤立しているという。
今回の寒波は甚大な被害を引き起こしている一方で、降雪量や降雨量の増加は、厳しい干ばつが続いていたアフガニスタンの農業にとっては恵みの雨となるとの見方もある。(c)AFP
災害対策当局の発表によると、今回の死者数は5年前の寒波の死者数の3倍に上るという。最も被害が大きいのは、イラン国境に近いアフガニスタン西部のヘラート(Herat)州と近郊のファラ(Farah)、バギス(Badghis)、ニムロズ(Nimroz)の各州の山岳地帯。
災害対策当局者はAFPに対し、「ヘラート(州)では137人が死亡し、その大半が凍死」だと語るとともに、氷点下の気温によって今月に入って約1万頭の家畜が死亡したことを明らかにした。また、降雪量も約2メートルを記録しており、道路の寸断が相次いだことで小規模の村落が孤立しているという。
今回の寒波は甚大な被害を引き起こしている一方で、降雪量や降雨量の増加は、厳しい干ばつが続いていたアフガニスタンの農業にとっては恵みの雨となるとの見方もある。(c)AFP