【12月17日 AFP】16日、カナダ東部と米国北東部を吹雪が襲い、交通網が混乱、空港では欠航が相次いだ。

 悪天候の直撃を受けたカナダのオンタリオ(Ontario)州南部とケベック(Quebec)州では、首都オタワ(Ottawa)とトロント(Toronto)、モントリオール(Montreal)で40センチの積雪を観測。16日午後も強風を伴う大雪が降り続いている。

 トロント警察によると同市では雪の影響で、16日朝だけで約600件の交通事故が発生した。トロントのピアソン(Pearson)空港とモントリオールのトルドー(Trudeau)空港では約100便が欠航した。

 米五大湖周辺と北東部でも豪雪の影響が出ており、天気予報チャンネルのWeather Channelによると、ミシガン(Michigan)、インディアナ(Indiana)両州からメーン(Maine)州にかけて大雪警報が出されている。デトロイト(Detroit)以北のミシガン州南部には暴風雪警報も発令された。(c)AFP