南アジアの洪水、インド・バングラデシュで1350万人が被災
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【9月16日 AFP】インドとバングラデシュの両国政府は15日、南アジアを襲った近年最悪の洪水被害により約1350万人が家を失うか孤立する被害を受けたと発表した。
洪水は、6月から9月にかけてのモンスーンによる豪雨を機に発生しており、インドだけでも2200人以上が死亡。ここ数十年で最悪の被害を出している。
隣国のバングラデシュでも、15日の時点で1000人の死亡が確認されている。同国では豪雨で増水した川が堤防を破堤し、国土の3分の1が浸水。洪水による農作物の被害は少なくとも2億9000万ドル(約330億円)に上る。
政府の洪水対策当局によると、同国北部の被害状況は今後改善するとみこまれているものの、同国中部と南部の浸水地域はさらに拡大する可能性があるとしている。
またインドの一部では、今シーズンの農作物すべてが被害を受けた地域もあり、深刻な食糧不足が懸念されている。(c)AFP/Zarir Hussain
洪水は、6月から9月にかけてのモンスーンによる豪雨を機に発生しており、インドだけでも2200人以上が死亡。ここ数十年で最悪の被害を出している。
隣国のバングラデシュでも、15日の時点で1000人の死亡が確認されている。同国では豪雨で増水した川が堤防を破堤し、国土の3分の1が浸水。洪水による農作物の被害は少なくとも2億9000万ドル(約330億円)に上る。
政府の洪水対策当局によると、同国北部の被害状況は今後改善するとみこまれているものの、同国中部と南部の浸水地域はさらに拡大する可能性があるとしている。
またインドの一部では、今シーズンの農作物すべてが被害を受けた地域もあり、深刻な食糧不足が懸念されている。(c)AFP/Zarir Hussain