【7月14日 AFP】噴火の兆候が観測されているハルマヘラ島(Halmahera)のガムコノラ山(Gamkonora)で13日、噴火口の中でマグマの上昇が確認された。地質学者が発表した。

 火山学研究所の職員によれば、12日には活動が一度収まったものの、13日未明に火山活動による地震が5度ほど観測され、火山灰も確認されたという。

 同研究所の職員は、「マグマはすでに火口部にまで達している」と述べ、「我々は火山の噴火につながる大地震の発生に注意を向け続ける必要がある」と警告する。

 保健衛生当局によれば、ふもとに設置された避難シェルターには依然として8900人が収容されており、政府は避難生活を送る人々に食糧やテントなどの救援物資を提供している。(c)AFP