【トリニダード・ベニ/ボリビア 26日 AFP】ボリビアでこれまでに35人が死亡、10人が行方不明となり、数十万人が被災している豪雨と洪水により、同国内ではマラリア、デング熱などの伝染病が急速に広まっている。エルニーニョ現象の影響と言われる今回の水害は2か月にわたって継続、物的被害は数百万ドルに達し、農作物や家畜に大きな損失を与えたほか、北東地域への交通網が遮断されるなどの影響が出ている。写真は25日、ラパス(La Paz)から1300キロ離れたトリニダード・ベニ(Trinidad Beni)の洪水被災地を視察するアルバロ・ガルシア・リネラ(Alvaro Garcia Linera)副大統領(中央、白いシャツ)。(c)AFP/AIZAR RALDES