ケニア襲撃事件、武装グループに英米人か
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【9月24日 AFP】ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)で発生したイスラム武装集団による高級ショッピングモールの襲撃事件で、同国のアミナ・モハメド(Amina Mohamed)外相は23日、犯行グループに英国人の女1人と米国人の男2~3人が含まれていたと述べた。21日の襲撃事件では、犯行グループが人質を取ってモール内部に立てこもり、少なくとも62人の死亡が確認されている。
米公共放送PBSのインタビューでモハメド外相は、英国人が1人、米国人が2~3人含まれていたという情報があることを明らかにした。外相によると、英国人は女性で「(この手の襲撃を)何度も行ってきた人物」だという。米国人は18~19歳の若者で、ソマリ人またはアラブ系とされたが、米ミネソタ(Minnesota)州ともう1州に在住歴があるとしている。
ケニア内務省は同日夜、グループが3日間立てこもっていた高級ショッピングモール「ウエストゲート(Westgate)」を制圧したと発表したが、最新の情報によると、施設内には依然として数人のメンバーが残っているという。現時点で人質は全員解放されたとみられている。(c)AFP