米ワシントンの海軍施設で銃乱射、13人死亡 容疑者は元予備役
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【9月17日 AFP】(一部更新)米国の首都ワシントン(Washington D.C.)にある海軍施設で16日朝、銃乱射事件があり、容疑者の元海軍予備役兵1人を含む13人が死亡した。
米連邦捜査局(FBI)によると、現場で警察との銃撃戦を繰り広げた末に死亡したのは、テキサス(Texas)州フォートワース(Fort Worth)出身のアーロン・アレクシス(Aaron Alexis)容疑者(34)。2007~11年まで海軍に務めた後、米IT大手ヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard、HP)の契約職員として、防衛関係の仕事をしていた。
当初はもう一人の容疑者が逃走中とされていたが、米当局はその後、アレクシス容疑者単独の犯行だったとみられると発表した。
海軍によれば、16日午前8時20分(日本時間同日午後9時20分)に海軍海洋システム指令本部で発砲が少なくとも3度あった。同本部には約3000人が働いており、軍艦の造船や戦闘システムの開発などを行っている。
犯人が厳重警備の海軍施設にどのようにして侵入できたかは不明。米当局はテロとの関係性を示すものはないとしている。また警察は、容疑者の動機は不明としている。(c)AFP/Raphaëlle PICARD