4歳児が野良犬にかまれ死亡、対策求め数百人がデモ ルーマニア首都
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【9月9日 AFP】ルーマニアの首都ブカレスト(Bucharest)で8日、市内で先週に4歳の子どもが野良犬の群れにかみ殺された事件を受け、数百人が野良犬対策を求めるデモを行った。
事件では2日、市内の公園そばで4歳児が野良犬の群れに繰り返しかみつかれて死亡した。これを受けてブカレストのソリン・オプレスク(Sorin Oprescu)市長は、野良犬の殺処分の是非を問う住民投票を10月6日に行うことを発表した。
ブカレスト市内にいる野良犬は4万~6万匹。その多くは動物好きの人々が餌を与え、面倒を見ている。デモに参加したある男性は「動物が好きで犬と猫を飼っている。でも、息子には道を安全に歩いてほしい」と語った。
ルーマニアでは、2011年に野良犬の殺処分を認める法律が議会で承認されたが、憲法裁判所が12年に無効の判断を下している。議員らは来週、法案を再び審議する考えだ。(c)AFP