女性カメラマン強姦事件、2人目の容疑者を逮捕 印ムンバイ
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【8月24日 AFP】インド西部ムンバイ(Mumbai)で22日夜に取材中だった女性カメラマン(23)が男5人から集団レイプされた事件で、現地警察は24日、2人目の容疑者を逮捕した。
20代前半の被害女性は事件当時、ムンバイ中心部で男性の同僚と共に雑誌に掲載するための写真を撮影していた。
警察がAFPに明らかにしたところによると、事件翌日の23日には20代前半の容疑者1人が逮捕された。ただし現時点では、2人を逮捕したこと以外の詳細は明らかにしていない。
インドでは昨年12月に首都ニューデリー(New Delhi)で同様の集団レイプ事件が発生。これをきっかけにインド国内各地で市民による大規模なデモが発生した。インド国内にはびこる女性に対する暴力への怒りは、今回の事件で再燃する様相を見せている。
ニューデリーよりもかなり女性にとって安全な街だと考えられてきたムンバイで起きた今回の事件は、市民に大きな衝撃を与えた。ソーシャルメディアでは怒りの声が噴出し、連邦議会も事件を糾弾した他、ムンバイではジャーナリストらが抗議活動を行った。
現地紙ミッドー・デー(Mid-day)は「真の変化が必要だ」との大見出しで事件に関連する記事を掲載。「女性を平等な市民として考える社会の構築」が課題だと訴えている。
昨年12月のニューデリーの事件では、23歳の女性が走行中のバスの中で5人の男から集団レイプされ、被害者と同行していた男性も犯人たちから暴行を受けた。重傷を負った被害女性は、2週間後に死亡した。(c)AFP/Rachel O'BRIEN
20代前半の被害女性は事件当時、ムンバイ中心部で男性の同僚と共に雑誌に掲載するための写真を撮影していた。
警察がAFPに明らかにしたところによると、事件翌日の23日には20代前半の容疑者1人が逮捕された。ただし現時点では、2人を逮捕したこと以外の詳細は明らかにしていない。
インドでは昨年12月に首都ニューデリー(New Delhi)で同様の集団レイプ事件が発生。これをきっかけにインド国内各地で市民による大規模なデモが発生した。インド国内にはびこる女性に対する暴力への怒りは、今回の事件で再燃する様相を見せている。
ニューデリーよりもかなり女性にとって安全な街だと考えられてきたムンバイで起きた今回の事件は、市民に大きな衝撃を与えた。ソーシャルメディアでは怒りの声が噴出し、連邦議会も事件を糾弾した他、ムンバイではジャーナリストらが抗議活動を行った。
現地紙ミッドー・デー(Mid-day)は「真の変化が必要だ」との大見出しで事件に関連する記事を掲載。「女性を平等な市民として考える社会の構築」が課題だと訴えている。
昨年12月のニューデリーの事件では、23歳の女性が走行中のバスの中で5人の男から集団レイプされ、被害者と同行していた男性も犯人たちから暴行を受けた。重傷を負った被害女性は、2週間後に死亡した。(c)AFP/Rachel O'BRIEN