【8月16日 AFP】ライオンの飼育舎で大型犬チベタン・マスティフを展示していた中国の動物園が「整理」のため一時閉鎖されたと、メディア各社が16日報じた。

 中部・河南(Henan)省のラク河(Luohe)市にあるこの動物園は「アフリカライオン」と偽ってチベタン・マスティフを展示していたが、鳴き声でライオンではないことが発覚したと国営紙・北京青年報(Beijing Youth Daily)が先に伝えていた。

 京華時報(Beijing Times)によると、動物園側は「誤った動物の名前が記されたプレートを変更」し公式に謝罪するとともに「整理のための閉園した」と発表したという。

 同園では「アフリカライオン」の他にも3種類、飼育舎の掲示とは異なる動物が展示されていた。動物園のある「人民公園」当局は、動物園の経営は1998年から民間の業者に委託していたと説明している。(c)AFP