米3女性監禁事件の家を解体、被害者女性が見守る
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【8月8日 AFP】(写真追加)米オハイオ(Ohio)州クリーブランド(Cleveland)で7日、女性3人が約10年にわたって拉致監禁され性的暴行などを受けていた事件で、現場となった民家が、事件の被害者の1人、ミシェル・ナイト(Michelle Knight)さん(32)が見守る中で解体された。
ナイトさんが「行方不明となっている人たちのために」と叫び、付き添った数人の人々と共に黄色い風船を空に放った後、解体作業が始まり、木造2階建ての白い家はがれきの山と化した。
この数日前、犯人のアリエル・カストロ(Ariel Castro)受刑者(53)には終身刑と禁錮1000年の刑が言い渡されている。
ナイトさんは報道陣を前に、「多くの人たちがヒーローや手本とすべき人物として私を見てくれることで解放された気分。これからも、そういう人物であり続けたい」と、行方不明となっている人たちに向けて「あなたたちは愛されている。絶対に忘れられたりしません」と書かれたプラカードを手に語った。
カストロ受刑者宅の解体作業では、別の被害者、ジョージーナ・デヘスース(Georgina DeJesus)さん(23)の代理としてデヘスースさんのおばが、掘削機による最初の一撃を与えた。(c)AFP
ナイトさんが「行方不明となっている人たちのために」と叫び、付き添った数人の人々と共に黄色い風船を空に放った後、解体作業が始まり、木造2階建ての白い家はがれきの山と化した。
この数日前、犯人のアリエル・カストロ(Ariel Castro)受刑者(53)には終身刑と禁錮1000年の刑が言い渡されている。
ナイトさんは報道陣を前に、「多くの人たちがヒーローや手本とすべき人物として私を見てくれることで解放された気分。これからも、そういう人物であり続けたい」と、行方不明となっている人たちに向けて「あなたたちは愛されている。絶対に忘れられたりしません」と書かれたプラカードを手に語った。
カストロ受刑者宅の解体作業では、別の被害者、ジョージーナ・デヘスース(Georgina DeJesus)さん(23)の代理としてデヘスースさんのおばが、掘削機による最初の一撃を与えた。(c)AFP