報道関係者への暴力で警察を非難、ブラジル調査報道協会
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【7月24日 AFP】ブラジル調査報道協会(Brazilian Investigative Journalism Association、ABRAJI)は23日、AFPの日本人カメラマン千葉康由(Yasuyoshi Chiba)氏(42)がリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)でデモの取材中に機動隊員に殴られて負傷したことについて、警察を非難する声明を発表した。
千葉氏は22日夜、ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王のブラジル訪問への公費支出に抗議するデモを取材していたところ、機動隊員に警棒で頭を殴られ、3針縫うけがをした。
ABRAJIはまた、ウェブサイトに掲載するデモの動画を撮影していた独立系メディアグループ「NINJA」に所属するジャーナリスト2人が身柄を拘束されたことについても警察を非難した。
声明の中でABRAJIは、「報道関係者に対する今回のリオデジャネイロ(州)軍事警察の暴力行為を非難する。州当局は報道関係者に対する威嚇や脅迫の防止、およびそのような事案の調査をしなければならない」と主張し、「リオデジャネイロ警察が独裁政権下のような行動を繰り返していることは憂慮すべきだ」という見解を示した。
この日のデモではこのほか、ブラジルの日刊紙グロボ(O Globo)のカメラマンも頭に投石を受けて負傷した。誰が石を投げたのかは分かっていない。(c)AFP
千葉氏は22日夜、ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王のブラジル訪問への公費支出に抗議するデモを取材していたところ、機動隊員に警棒で頭を殴られ、3針縫うけがをした。
ABRAJIはまた、ウェブサイトに掲載するデモの動画を撮影していた独立系メディアグループ「NINJA」に所属するジャーナリスト2人が身柄を拘束されたことについても警察を非難した。
声明の中でABRAJIは、「報道関係者に対する今回のリオデジャネイロ(州)軍事警察の暴力行為を非難する。州当局は報道関係者に対する威嚇や脅迫の防止、およびそのような事案の調査をしなければならない」と主張し、「リオデジャネイロ警察が独裁政権下のような行動を繰り返していることは憂慮すべきだ」という見解を示した。
この日のデモではこのほか、ブラジルの日刊紙グロボ(O Globo)のカメラマンも頭に投石を受けて負傷した。誰が石を投げたのかは分かっていない。(c)AFP