【7月23日 AFP】(写真追加)ブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で22日夜、ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王のブラジル訪問への公費支出に抗議するデモ隊と警官隊の衝突を取材していたAFPの日本人カメラマンが警察の機動隊員に頭を殴られて負傷した。

 負傷した千葉康由(Yasuyoshi Chiba)氏(42)は頭部から大量に出血し、病院で3針縫った。CTスキャンで検査したところ大きな問題はないという。

 千葉氏は「地面に倒れた1人のデモ参加者を警察官が運んでいったのを見た。その場面を撮影したところ突然別の警察官に押された。自分がカメラマンだと示すためカメラを持った両手を上げた。その時、盾を手にした制服警察官が警棒で私の頭を殴った」と語った。(c)AFP