マリで誘拐の仏人、仏大統領が死亡を確認 「法の裁き」誓う
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【7月16日 AFP】フランスのフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領は15日、マリ北部で発見された遺体について、イスラム過激派組織の人質となっていたフランス人のフィリップ・ベルドン(Philippe Verdon)さん(53)であることを確認したと発表した。オランド大統領は、ベルドンさん殺害に関与した者に法の裁きを受けさせると誓った。
ベルドンさんは2011年11月、仕事で滞在中だったマリ北東部のホテルにいたところを、イスラム過激派組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(Al-Qaeda in the Islamic Maghreb、AQIM)」に誘拐された。同組織は今年3月、フランス軍のマリ介入への報復としてベルドンさんを殺害したと発表していた。フランス軍は1月、マリ北部を掌握したイスラム過激派の掃討作戦を支援するために同国に介入した。
15日にベルドンさんの死亡を初めて確認したオランド大統領は、ベルドンさんの死に責任がある者を特定し、「法の裁きを受けさせなければいけない」と述べた。
アフリカで人質となっているフランス人は少なくとも7人に上る他、シリアでも2人が人質にとられている。(c)AFP
ベルドンさんは2011年11月、仕事で滞在中だったマリ北東部のホテルにいたところを、イスラム過激派組織「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(Al-Qaeda in the Islamic Maghreb、AQIM)」に誘拐された。同組織は今年3月、フランス軍のマリ介入への報復としてベルドンさんを殺害したと発表していた。フランス軍は1月、マリ北部を掌握したイスラム過激派の掃討作戦を支援するために同国に介入した。
15日にベルドンさんの死亡を初めて確認したオランド大統領は、ベルドンさんの死に責任がある者を特定し、「法の裁きを受けさせなければいけない」と述べた。
アフリカで人質となっているフランス人は少なくとも7人に上る他、シリアでも2人が人質にとられている。(c)AFP