全仏決勝のコートに半裸男乱入、同性婚合法化に抗議
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【6月10日 AFP】フランス・パリ(Paris)のローラン・ギャロス・スタジアム(Stade Roland Garros)で9日に行われた全仏オープンテニス(French Open 2013)決勝で、上半身裸で白いマスク姿の男が、火のついた発煙筒を片手に試合中のコートに乱入する騒ぎがあった。試合は、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal)選手とダビド・フェレール(David Ferrer)選手の一戦で、侵入者はナダル選手から数メートルの所まで迫った。男は胸部に「子供たちの権利」と英語で書き、同性婚合法化に抗議した。
男は第2セットの最中に観客席からコートへと飛び降り、火のついた発煙筒を振りかざしてナダル選手に向かっていったが、直前で警備員に取り押さえられた。この騒ぎの少し前には、観客席最上段の2人が同性婚に反対して横断幕を手に抗議のスローガンを叫ぶ一幕もあった。
ナダル選手は試合後、男を目にした瞬間について「最初は怖いと感じた」と告白している。また警備員の対応については「とても勇敢で素晴らしかった」とたたえた。(c)AFP
男は第2セットの最中に観客席からコートへと飛び降り、火のついた発煙筒を振りかざしてナダル選手に向かっていったが、直前で警備員に取り押さえられた。この騒ぎの少し前には、観客席最上段の2人が同性婚に反対して横断幕を手に抗議のスローガンを叫ぶ一幕もあった。
ナダル選手は試合後、男を目にした瞬間について「最初は怖いと感じた」と告白している。また警備員の対応については「とても勇敢で素晴らしかった」とたたえた。(c)AFP