ボストン爆発の容疑者、意識回復 筆談で取り調べに応じる
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【4月22日 AFP】(一部更新)ボストン・マラソン(Boston Marathon)爆発事件で身柄を拘束されたものの重体が伝えられていたジョハル・ツァルナエフ(Dzhokhar Tsarnaev)容疑者(19)が、意識を回復し筆談で質問に答えていると、複数の米国のメディアが21日夜報じた。
米NBCニュースは連邦政府関係者の話として、ジョハル容疑者は喉を負傷しており話すことはできない状態だが、捜査官の質問に答え始めていると伝えた。
また米ABCニュースによれば、捜査官らは共犯者の有無や、新たに見つかった爆発物について尋問し、ジョハル容疑者は「散発的ながら」筆談で質問に答えているという。
■別の攻撃も計画か、使用可能な爆発物を多数発見
これに先立って、米CBSテレビの報道番組「フェイス・ザ・ネーション(Face the Nation)」に出演したボストン警察のエド・デービス(Ed Davis)本部長は、いつでも爆発させることが可能な状態の爆発物を発見したことを明らかにし、ジョハル容疑者と死亡したタメルラン・ツァルナエフ(Tamerlan Tsarnaev)容疑者の兄弟が別の攻撃を計画していた可能性があると述べていた。
デービス本部長は「未使用の即席爆発物が大量に見つかった」と説明。逃走途中に兄弟が手製の手投げ弾を捜査官らに投げたことや、乗り捨てられた車の中からIED(即席爆発装置)が見つかったことなどを指摘し、兄弟がどのようなルートで火器や爆発物を入手したかを現在、連邦捜査当局が調べていると語った。(c)AFP
米NBCニュースは連邦政府関係者の話として、ジョハル容疑者は喉を負傷しており話すことはできない状態だが、捜査官の質問に答え始めていると伝えた。
また米ABCニュースによれば、捜査官らは共犯者の有無や、新たに見つかった爆発物について尋問し、ジョハル容疑者は「散発的ながら」筆談で質問に答えているという。
■別の攻撃も計画か、使用可能な爆発物を多数発見
これに先立って、米CBSテレビの報道番組「フェイス・ザ・ネーション(Face the Nation)」に出演したボストン警察のエド・デービス(Ed Davis)本部長は、いつでも爆発させることが可能な状態の爆発物を発見したことを明らかにし、ジョハル容疑者と死亡したタメルラン・ツァルナエフ(Tamerlan Tsarnaev)容疑者の兄弟が別の攻撃を計画していた可能性があると述べていた。
デービス本部長は「未使用の即席爆発物が大量に見つかった」と説明。逃走途中に兄弟が手製の手投げ弾を捜査官らに投げたことや、乗り捨てられた車の中からIED(即席爆発装置)が見つかったことなどを指摘し、兄弟がどのようなルートで火器や爆発物を入手したかを現在、連邦捜査当局が調べていると語った。(c)AFP