【4月8日 AFP】インドネシアのリゾート地バリ(Bali)島に、大量のコカインを密輸しようとした英国人女性被告の控訴審で、バリの高等裁判所は8日、一審の死刑判決を支持した。

 リンゼイ・サンディフォード(Lindsay Sandiford)被告に対し、一審は検察側の求刑(禁錮15年)を上回る極刑を言い渡す判決を下していた。

 被告は昨年5月、タイ・バンコク(Bangkok)からの便でバリ島に入った際、末端価格約240万ドル(約2億1000万円)相当のコカインを隠し持っていたのが見つかり逮捕された。インドネシア警察は同被告が、他の英国人3人と共に密輸グループの中心的役割を果たしていたとしている。(c)AFP