「死んだ花嫁」を販売、中国の墓泥棒に実刑判決
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【3月5日 AFP】中国で、遺体を墓から掘り起こし、「冥婚」のために販売していたとして、被告4人に実刑判決が言い渡された。地元メディアが伝えた。「冥婚」とは、死亡した単身男性を来世の花嫁と一緒に埋葬する中国の古い風習。
結婚が重要視されている中国社会。一部の家族では若い息子が結婚前に死去した際に、現在でも「冥婚」が行われている。ただ最近ではあまり見られなくなっているのも事実だ。
通常は死者の遺族同士の合意のもとで行われる風習だが、2日の西安晩報(Xian Evening News)によると、犯行グループは「女性の遺体を盗み、きれいにした後で故人の医療記録を偽造し、高値で販売していた」という。裁判所記録によれば、このグループは遺体10体を盗み、24万元(約360万円)を入手していた。
中国陝西(Shaanxi)省の裁判所は、被告4人に懲役28~32月の実刑判決を言い渡した。また4人の行為について、陝西省と隣の山西(Shanxi)省で冥婚という「悪習」を「利用した」と述べている。(c)AFP
結婚が重要視されている中国社会。一部の家族では若い息子が結婚前に死去した際に、現在でも「冥婚」が行われている。ただ最近ではあまり見られなくなっているのも事実だ。
通常は死者の遺族同士の合意のもとで行われる風習だが、2日の西安晩報(Xian Evening News)によると、犯行グループは「女性の遺体を盗み、きれいにした後で故人の医療記録を偽造し、高値で販売していた」という。裁判所記録によれば、このグループは遺体10体を盗み、24万元(約360万円)を入手していた。
中国陝西(Shaanxi)省の裁判所は、被告4人に懲役28~32月の実刑判決を言い渡した。また4人の行為について、陝西省と隣の山西(Shanxi)省で冥婚という「悪習」を「利用した」と述べている。(c)AFP