【1月23日 AFP】ジンバブエの首都ハラレ(Harare)から20キロメートルほど離れた町で21日、呪術師の自宅で爆発が起き、呪術師を含む5人が死亡した。犠牲者の中には生後7か月の赤ちゃんもいた。

 爆発で呪術師の自宅は大破し、近隣の住宅も被害を被った。警察当局の広報担当者はAFPの取材に「爆発の原因について調査中だ」と語った。遺体は周囲に飛散したという。

 ジンバブエでは今もなお呪術信仰が根づいており、爆発が超自然現象によって起きたと考える人々も多い。報道によると近隣住民の中には、呪術師が雷を「作り出そう」として失敗し、爆発が起きたと考えている人もいる。

 爆発について警察当局は「あくまで科学的証拠に基づく調査」を行っていると述べた。(c)AFP