インドで性犯罪への罰則強化求めるデモ、集団暴行がきっかけ
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【12月22日 AFP】インドの首都ニューデリー(New Delhi)で22日、性犯罪に対する罰則と女性の安全を守るための対策強化を訴えて行われていた数千人規模のデモが警官隊と衝突した。警察は催涙ガスや放水銃、警棒を使ってデモの鎮静化を図ったが、怒りをあらわにしたデモ参加者らは、「正当な裁きを」、「レイプ犯は絞首刑にしろ」などと叫んで抵抗した。
ニューデリー市の中心部にあるインド門(India Gate)周辺で17日から行われているデモは、16日夜に同市内で発生した集団女性暴行事件をきっかけに始まった。
16日の事件当日、被害者の理学療法科の女子学生(23)は、連れの男性(28)とともに酒に酔った男6人が乗るバスに同乗。男らはその車内で順番に女子学生を強姦し、2人を走行中の車両から突き落として走り去った。警察によると、被害者は暴行を受けた後に鉄の棒で殴られ、重傷を負ったという。
ニューデリーではこの事件以前にも、複数の女性暴行事件が発生していた。
容疑者のうち5人は事件直後に、残る1人も21日に逮捕されている。(c)AFP/Abhaya Srivastava
ニューデリー市の中心部にあるインド門(India Gate)周辺で17日から行われているデモは、16日夜に同市内で発生した集団女性暴行事件をきっかけに始まった。
16日の事件当日、被害者の理学療法科の女子学生(23)は、連れの男性(28)とともに酒に酔った男6人が乗るバスに同乗。男らはその車内で順番に女子学生を強姦し、2人を走行中の車両から突き落として走り去った。警察によると、被害者は暴行を受けた後に鉄の棒で殴られ、重傷を負ったという。
ニューデリーではこの事件以前にも、複数の女性暴行事件が発生していた。
容疑者のうち5人は事件直後に、残る1人も21日に逮捕されている。(c)AFP/Abhaya Srivastava