【11月12日 AFP】資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われ強制起訴された元民主党代表で新党「国民の生活が第一」の代表、小沢一郎(Ichiro Ozawa)被告(70)の控訴審で、東京高裁は12日、無罪とした1審判決を支持し、検察官役の指定弁護士の控訴を棄却した。

 陸山会では2004年に購入した土地をめぐり、小沢代表から提供を受けた4億円を同年の収支報告書に計上しなかった。1審東京地裁は4月、小沢代表に元秘書らとの共謀は認められないとして無罪を言い渡していたが、2審の東京高裁の小川正持(Shoji Ogawa)裁判長はこの1審判決を支持した。(c)AFP