「配達が遅い」とピザ配達人を殺害
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【10月12日 AFP】メキシコで、宅配ピザの配達が40分遅れたことに激怒した注文客が配達人を殺害する事件が起きた。トラスカラ(Tlaxcala)州検察当局が11日、明らかにした。
事件があったのは首都メキシコ市(Mexico City)から東に140キロにあるテトラ(Tetla)。殺されたピザ配達人の男性は6日夜、配達に行くといってピザ店を出たのを最後に行方が分からなくなっていた。
警察は8日、手をしばられ目隠しされた状態の男性の遺体と宅配バイクを発見。ピザを注文した男(22)に事情を聞こうとしたところ、男は警官を殴った後で犯行を認めた。供述によると男は配達人の男性を殴り、ガールフレンドと結託して5時間にわたって監禁。その後、男性が逃げようとしたため刃物でめった刺しにして殺害し、遺体を隣の空き地に遺棄したとみられる。(c)AFP