2011年のメキシコの殺人率、05年比で3倍近くに急増
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【8月21日 AFP】メキシコ政府が20日に発表した統計で、同国国内での前年の殺人率が2005年と比べて3倍近くに急増していることが分かった。メキシコでは麻薬絡みの暴力事件が多発しているが、当局は殺人事件のうち何件が麻薬関連のものかは明らかにしていない。
メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)が発表した統計(暫定版)によれば、
殺害された人の数は2005年に9921人(人口10万人あたり9人)だったが、2011年は2万7199人(人口10万人あたり24人)に急増し、2010年(2万5757人)と比べて5.6%増加した。
INEGIの統計は麻薬事件と関連した殺人事件の件数は示していないが、殺人事件件数は2006年にフェリペ・カルデロン(Felipe Calderon)大統領が強大な麻薬カルテルに対して軍を動員して以降、増加を続けている。
メキシコ政府は2006年12月以降に発生した麻薬関連事件の死者を4万7515人と発表した2011年9月を最後に麻薬関連の殺人統計を公表していない。(c)AFP
メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)が発表した統計(暫定版)によれば、
殺害された人の数は2005年に9921人(人口10万人あたり9人)だったが、2011年は2万7199人(人口10万人あたり24人)に急増し、2010年(2万5757人)と比べて5.6%増加した。
INEGIの統計は麻薬事件と関連した殺人事件の件数は示していないが、殺人事件件数は2006年にフェリペ・カルデロン(Felipe Calderon)大統領が強大な麻薬カルテルに対して軍を動員して以降、増加を続けている。
メキシコ政府は2006年12月以降に発生した麻薬関連事件の死者を4万7515人と発表した2011年9月を最後に麻薬関連の殺人統計を公表していない。(c)AFP