【8月15日 AFP】アップル(Apple)の共同創業者で、前年がんのため56歳で亡くなった故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏の自宅が前月17日に窃盗被害に遭い、合計6万ドル(約470万円)相当のコンピューターなどを盗んだとして男が逮捕・起訴されていたことが分かった。検察当局が14日明らかにした。

 住居侵入と窃盗、盗品販売の罪で起訴されたカリエム・マクファーリン(Kariem McFarlin)被告(35)は、最高で7年8月の禁固刑を受ける可能性がある。

 米カリフォルニア(California)州シリコンバレー(Silicon Valley)で盗みに入った被告は、そこがジョブズ氏の自宅とは知らなかったとみられている。裁判を担当する検察官は「(被告は)家に入った後、あるいは別の時点で普通の人の家ではないことに気付いたのではないか」とAFPに語った。

 検察側によれば家は当時リフォーム中で誰も住んでいなかった。盗まれた品の具体的な情報や、その持ち主がジョブズ氏だったのかあるいはその家族だったのかなど、事件の詳細は明らかにされていない。(c)AFP