NATO職員を拘束、ドイツ米軍基地でスパイ容疑
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【8月8日 AFP】ドイツ警察当局は、同国西部ラムシュタイン(Ramstein)にある米軍基地でスパイ行為を働いた疑いで、北大西洋条約機構(NATO)の文民職員1人の身柄を拘束した。独連邦検察当局が7日発表した。
南西部カールスルーエ(Karlsruhe)の検察当局によると、拘束されたNATO職員はドイツ国籍の男(60)で、「国家機密」を「第3者」に漏えいしようとしたとされる。身元はマンフレート・K(Manfred K.)とのみ公表された。
検察発表によれば、容疑者はラムシュタインの米空軍基地で「雇用主」が所有するデータを不正入手し、自分のパソコンにコピーしたとみられており、このデータを「公開が許可されていない第3者に渡す目的」だった疑いがあるという。データの提供先や不正コピーが行われた時期、情報の機密度などの詳細は明らかにされていない。6日に裁判所が容疑者の審理前拘留を認めたという。
NATOのカルメン・ロメロ(Carmen Romero)報道官は、「機密に関してはノーコメントだ」と述べ、同事件に関する発言を避けた。(c)AFP
南西部カールスルーエ(Karlsruhe)の検察当局によると、拘束されたNATO職員はドイツ国籍の男(60)で、「国家機密」を「第3者」に漏えいしようとしたとされる。身元はマンフレート・K(Manfred K.)とのみ公表された。
検察発表によれば、容疑者はラムシュタインの米空軍基地で「雇用主」が所有するデータを不正入手し、自分のパソコンにコピーしたとみられており、このデータを「公開が許可されていない第3者に渡す目的」だった疑いがあるという。データの提供先や不正コピーが行われた時期、情報の機密度などの詳細は明らかにされていない。6日に裁判所が容疑者の審理前拘留を認めたという。
NATOのカルメン・ロメロ(Carmen Romero)報道官は、「機密に関してはノーコメントだ」と述べ、同事件に関する発言を避けた。(c)AFP