【6月6日 AFP】ノルウェー・オスロ(Oslo)の裁判所で4日、2011年7月に爆破・銃乱射事件を起こし77人を殺害したとして起訴されたアンネシュ・ベーリング・ブレイビク(Anders Behring Breivik)被告の公判中に、裁判員の1人がパソコンでゲームをしている様子がカメラに捉えられた。

 ノルウェー紙ベルデンスガング(Verdens Gang)のウェブサイトに掲載された法廷内の映像の1コマには、スウェーデン人教授による証言の最中に、3人の裁判員のうちの1人が自席のパソコンで1人遊びトランプゲーム「ソリティア」をしている姿がはっきりと映っている。

 裁判所の広報担当者はAFPの取材に「裁判員はみな、法廷でなされた証言や提出された証拠にしっかり集中していたが、集中力を保つ方法は人によってさまざまだ」と説明した。

 カメラに捉えられた裁判員は、パソコンでトランプゲームをしていたことを否定していないという。(c)AFP

【動画】カメラに捉えられた映像(YouTube/AFPBB News公式チャンネル)