【5月14日 AFP】メキシコ北部ヌエボレオン(Nuevo Leon)州モンテレイ(Monterrey)の近くで13日、頭部が切断された49人の遺体が袋に入れて捨てられているのが見つかった。麻薬抗争で殺害されたとみられている。

 同州の報道官によると遺体は43人が男性、6人が女性だった。また同州の検察当局者は、身元の特定を防ぐためか、衣服を脱がされ手が切断された遺体もあったと語った。現場の近くには、麻薬密売組織セタス(Zetas)の犯行だと主張するメモが残されていた。

 数日前にはメキシコ西部で捨てられた車2台の中から頭部が切断された18人の遺体が発見されたばかり。こちらは麻薬組織が絡んだ復讐だったとみられている。

 また今月上旬には米国との国境に近いメキシコ北東部タマウリパス(Tamaulipas)州ヌエボラレド(Nuevo Laredo)で、橋から吊るされて死んでいた9人と頭部を切断された14人の計23人の遺体が見つかっていた。(c)AFP

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