チェコで歩道橋が盗まれる、重さ10トン 金属の売却目的か
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【5月4日 AFP】チェコで重さ10トンにも上る鋼鉄製の歩道橋と鉄道のレールが盗まれる事件が起き、警察が犯行グループの行方を追っている。
チェコの鉄道施設管理公団(SZDC)によれば、犯行グループはクレーン車を使って歩道橋と、約200メートルの鉄道のレールを取り外したという。SZDCは約4800ユーロ(約50万円)相当の金属が盗まれたとしている。
歩道橋は、かつてチェコ西部のロケト(Loket)とホルニー・スラフコフ(Horni Slavkov)を結び今は廃線となっている地方路線の施設の一部だった。
窃盗グループは巡回していた警察官に偽の書類を見せ、新しい自転車用道路を建設中だと信じ込ませていた。警察は既に窃盗グループを特定し、捜査を進めている。
2004年に欧州連合(EU)に加盟したチェコでは金属の盗難が頻発している。窃盗団の数は増加を続けており、そのほとんどはスクラップ業者が提示する魅力的な買収金額にひきつけられた貧困層だという。(c)AFP
チェコの鉄道施設管理公団(SZDC)によれば、犯行グループはクレーン車を使って歩道橋と、約200メートルの鉄道のレールを取り外したという。SZDCは約4800ユーロ(約50万円)相当の金属が盗まれたとしている。
歩道橋は、かつてチェコ西部のロケト(Loket)とホルニー・スラフコフ(Horni Slavkov)を結び今は廃線となっている地方路線の施設の一部だった。
窃盗グループは巡回していた警察官に偽の書類を見せ、新しい自転車用道路を建設中だと信じ込ませていた。警察は既に窃盗グループを特定し、捜査を進めている。
2004年に欧州連合(EU)に加盟したチェコでは金属の盗難が頻発している。窃盗団の数は増加を続けており、そのほとんどはスクラップ業者が提示する魅力的な買収金額にひきつけられた貧困層だという。(c)AFP