リビア前石油相の遺体、ドナウ川で見つかる オーストリア警察発表
このニュースをシェア
【4月30日 AFP】前年の内戦のさなか亡命していたリビアのシュクリ・ガネム(Shukri Ghanem)前石油相(69)の遺体が29日、オーストリアのドナウ(Danube)川で見つかった。現地の警察が発表した。
警察は、遺体に暴力を受けた痕はなく、気分が悪くなって川に転落した可能性があるとしている。死因を特定するため検視解剖が行われる予定。
ガネム氏は2006年から2011年までリビアの石油相を務めたが、2011年5月中旬にムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の政権から離反し、車で隣国のチュニジアに入った。
同年6月にイタリアのANSA通信を通じて亡命を発表し、オーストリア・ウィーン(Vienna)に身を寄せていた。同氏は石油相として石油輸出国機構(Organization of the Petroleum Exporting Countries、OPEC)の会議に出席するためしばしばウィーンを訪れていただけでなく、OPECの研究部門のディレクターを務めていた1993年から2001年にかけてウィーンに住んでいた。(c)AFP
警察は、遺体に暴力を受けた痕はなく、気分が悪くなって川に転落した可能性があるとしている。死因を特定するため検視解剖が行われる予定。
ガネム氏は2006年から2011年までリビアの石油相を務めたが、2011年5月中旬にムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の政権から離反し、車で隣国のチュニジアに入った。
同年6月にイタリアのANSA通信を通じて亡命を発表し、オーストリア・ウィーン(Vienna)に身を寄せていた。同氏は石油相として石油輸出国機構(Organization of the Petroleum Exporting Countries、OPEC)の会議に出席するためしばしばウィーンを訪れていただけでなく、OPECの研究部門のディレクターを務めていた1993年から2001年にかけてウィーンに住んでいた。(c)AFP