【4月22日 AFP】メキシコ北部チワワ(Chihuahua)州の州都チワワで20日夜、銃で武装した一団がバーを襲撃し、ジャーナリスト2人を含む15人が死亡した。

 目撃者によると、重武装した約7人の男たちが「ラ・コロラダ」というバーに押し入り、2~3人の男性の居場所について教えろと要求した。警察によれば、バーにいた人々が何も返答しなかったところ、グループは無差別に銃を撃ち始めた。当局は動機についてまだ不明だとしている。

 チワワでは2月にも同様に武装集団がバーを銃撃し、9人が死亡する事件が起きている。

 現地報道に基づいた統計によると、メキシコでは2006年12月以降、麻薬取引に関連する銃撃などで5万人以上が死亡している。(c)AFP